持続的血糖測定(CGM)で血糖値のコントロールをしましょう

 血糖を連続的に2週間の間測定できる機器(フリースタイルリブレ)があります。
正確には細胞間質中のブドウ糖の濃度を測定して血糖値に換算する優れものの機器です。センサーを通常は上腕の外側に装着します。センサー装着中は入浴、シャワー、水泳も出来ます。iPhoneなどのスマホをお持ちの方はスマホで血糖値の測定値が見れて、血糖の日内変動のグラフなどを見ることができます。
私自身一度試してみました。装着時に細い針を刺すのですが、痛みは全く感じませんでした。4日目くらいに少し装着部の痒みを感じましたが、我慢できる程度でその後は痒みも収まりました。センサー終了時に同時に測定した血糖値、HbA1c値はセンサーの示した血糖値、推算したHbA1c値とほぼ一致していました。
 ご飯、パン、うどんなどの麺類を食べると早期に血糖が上昇することがわかります。大盛りのご飯を早食いすると血糖値が200以上の危険レベルまで上がってしまいました。野菜、海藻を先に食べて、ゆっくりと時間をかけて食事をするスローイーティングフードにすると血糖の上昇がなだらかで、かつ血糖値の頂値が低くなる事が実感できました。理屈ではわかっていても、ついご飯をお代わりしたり間食したりすれば血糖値が上がってしまうので、このセンサーを装着して、血糖値が上がらないように糖質の摂取、食事のカロリーを控えることでダイエット効果が期待できます。又運動することで血糖値が少し低下することが実感できます。食事、運動療法の良い動機付けになります。
  糖尿病の方でインスリンを使っておられる方はインスリンの効果が即時にわかるので、インスリン量の調整に大変有用です。インスリン製剤を使用中の方は保険適用です。トルリシティなどのGLP-1製剤の注射薬を使っておられる方も保険で使用可能です。そうではない方は自費扱い(7000円程度)となります。糖尿病予備軍の方も一度使ってみてください。

シールをはがしたセンサー
センサー装着
装着したセンサー